レンタルスペースの集客につながる７つの工夫とは？顧客満足度向上とリピーター獲得の秘訣を紹介

レンタルスペースを経営するにあたって、どう集客するかで悩んでいませんか？実は、この悩みを抱えているレンタルスペースのオーナーはとても多いんです。

スペリス編集部にも、このテーマについて多くのオーナーからのご相談が寄せられました。
そこで今回は、レンタルスペースの集客で悩むレンタルスペースのオーナーに向けて、集客に繋がる７つの工夫を予算別にご紹介します。
これを読んで、ぜひ利用者の顧客満足度を上げ、リピーター獲得に繋げてください。

1.使い捨てのお手拭きを用意する（予算1,000円未満）

新型コロナウイルス感染症の拡大以降、手洗いや除菌についての意識が高まりました。
レンタルスペースのレビューの中には、感染症対策をきちんと行っているかどうかについて言及するものも、一定数見受けられます。

そこでオススメしたいのが、部屋の備品としてお手拭きを用意すること。
除菌機能がプラスされたお手拭きシートやおしぼりは簡単に手に入るので、消毒用スプレーと合わせて置くのがオススメです。

大手通販サイトであれば、使い捨てタイプのものが100枚で1000円未満程度で手に入ります。
ユーザーに安心して使ってもらうための一工夫ですね。

2.スリッパを用意する（予算1,000円～2,000円程度）

ユーザーに重視されるポイント第一位、と言っても過言ではないのが清潔感。
そして、レンタルスペースに清潔感があるかどうか、という評価を大きく左右するのが、入室した直後にユーザーが感じた印象です。

そんな、大切なお部屋の第一印象を簡単にアップできる小物としてオススメしたいのが「スリッパ」。
スリッパがあると、「丁寧に管理されている部屋」という印象を簡単に演出することができますし、見知らぬ部屋に一歩入るときの抵抗感を和らげてくれます。

でも、要注意ポイントも。
置いてあるスリッパ自体に清潔感がないと、全くの逆効果になってしまいます。

くたびれてないか？ニオイは？毛玉だらけになっていないか？
すでにスリッパを利用している部屋のオーナーさんも、
「自分が友人の部屋に入ったときに、このスリッパを出されたら、裸足で履けるかな？」
一度そんな視点で、今あるスリッパをチェックしてみてくださいね。

1,000円未満でもスリッパを用意することはできますが、印象アップを狙いたいのであれば、1,000円〜2,000円くらいの価格帯のものを用意するのがオススメです。

3.トイレに音姫を設置する（予算1,000円～）

男性の方にはもしかすると馴染みがないかもしれませんが、あるとないとでは女性にとっては居心地のよさが全然違うのがこちらのアイテム。

「音姫」とはトイレの気になる音を隠してくれる擬音装置です。ボタンを押すと、一定時間水の音が流れるようになっています。
レンタルスペースの多くはメインの部屋とお手洗いの場所が近いので、この装置があるだけで、お部屋の快適度がアップするんです。

後付けタイプの音姫はネットで探せば1,000円台のものも。イメージよりも手軽に導入できるので、ぜひ検討してみてください。

3.ルームフレグランスを活用する（予算2,000円～3,000円程度）

嗅覚は五感の中でも直接脳に働きかけ、無意識に嗅いだ人の記憶に残ることが多いことをご存じですか？
レンタルスペースでも、この香りのパワーを借りてみるのはいかがでしょうか。

ルームフレグランスを選ぶときに気を付けたいのは、好き嫌いが分かれないような、控えめな香りのものを選ぶこと。
購入予定のルームフレグランスのレビューが見られるようであれば、一度目を通してみるのも良いかもしれません。

写真のようなお洒落なものを選ぶと、部屋のおしゃれ度もアップするのでまさに一石二鳥ですね。
ルームフレグランスの価格はさまざまですが、2,000円〜3,000円程度の予算感で、良いものが購入できます。

5.レースのアイテムを取り入れる（予算3,000円程度）

女性ユーザーからの「かわいいお部屋だった！」というレビューを増やしたいときに試してみたいのが、レースのアイテムをインテリアに取り入れてみること。
レースの持つ華やかさには、女性の心をくすぐる高級感と華やかさを演出する効果があるんです。

カーテンやテーブルクロスなどの面積の大きいものから、トレイや手鏡などの小さなものまで、レースを使ったアイテムには、さまざまな種類のものがあります。

白や薄いピンクなどの淡い色調の小物から取り入れると、既存のインテリアと馴染みやすいですよ。
小物入れであれば3,000円程度で見つかるので、探してみてくださいね。

6.壁の色にこだわってみる（予算5,000円程度~）

「え、それが顧客満足度と何の関係があるの？」と思うかもしれませんが、意外と大切なのが壁の色。  
壁は部屋全体に占める面積が大きいので、レンタルスペースへの印象や、そこで過ごす人の気分に大きく影響するんです。

例えば、白を選べば清潔感を演出できますし、撮影の背景やプロジェクターのスクリーン代わりにも使えます。
かわいい印象になる淡いピンク色の壁なら、最近流行りの「推し会」利用を狙えるかもしれません。

予算を抑えたいのであれば、今の壁を活かしながら最近人気のアクセントクロスを取り入れてみるのがオススメです。壁紙の一部を違う色や柄のものに変えるだけで、一気にお洒落度がアップしますよ。

「壁の色を変える」と聞くと、大きな工事が必要なイメージがありますが、貼って剥がせるタイプの壁紙シートの価格は実は5,000円程度。思ったより気軽に挑戦できそうですね。

7.家具の色を変えてみる（予算6,000円程度~）

壁の色にこだわったら、次に工夫してみたいのが家具の色。
ユーザーの記憶に残るワンランク上のレンタルスペースを目ざして、家具の色を見直してみるのはどうでしょうか？

壁や床の色と馴染ませて落ち着いた雰囲気にするのも良いですし、色の持つ力に注目して、敢えて目立つ色を選んでみるのも良いアイデアです。
例えば、部屋に元気な印象をプラスしたければ、赤をはじめとする暖色系の家具を。落ち着いた印象に整えたければ、青色などの寒色系のものを選ぶと良いですよ。

新しい家具を買うのは予算がちょっと...という場合は、今ある家具にペンキを塗ったり、リメイク用のマスキングテープなどを活用するといいですよ。

DIY用のペンキは、500mlで2,000円弱ですが、他にもハケやローラー、塗装するものや場所に合わせた道具などを揃える必要があります。しっかり下調べをしてからトライしてみてくださいね。

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